
長崎大学 中村 聖三 先生が語る
鋼橋の疲労
疲労は腐食と並び鋼橋に発生する代表的な損傷である。
本講演は2部構成とし、第1部では鋼橋の疲労に関する基礎知識を説明する。第2部では長大鋼橋で発見されたき裂に対して実施された発生原因調査の事例を2例紹介する。


講師紹介

長崎大学 大学院工学研究科 システム科学部門
中村 聖三 教授
略歴
– 1963年 福岡県生まれ
– 1986年 九州大学工学部土木工学科卒業
– 1988年 九州大学大学院工学研究科土木工学専攻修士課程修了
– 1988年 川崎製鉄株式会社 入社
– 1995年 博士(工学)(九州大学)の学位取得
– 1999年 川崎製鉄株式会社退職 長崎大学勤務(助教授)
– 2007年 長崎大学准教授
– 2010年 長崎大学教授 現在に至る
専門分野
– 橋梁工学
– 鋼構造
– 維持管理工学
所属学会
– 土木学会
– 日本鋼構造協会
– 溶接学会
– 九州橋梁・構造工学研究会
– 腐食・防食学会
賞罰
– 1996年 平成7年度日本鋼構造協会奨励賞(論文部門)受賞
– 2014年 平成25年度土木学会西部支部技術賞受賞
公開日程
2022年 6月 7日 (火) 14:00 ~ 17:00
2022年 6月 9日 (木) 14:00 ~ 17:00
※ 終了時間は前後する可能性がございますので、ご了承ください。
※ 6月7日と6月9日の講座内容は同様となります。
※ 重複視聴することも可能ですが、CPD認定証の発行は1回のみとなります。
AGENDA
鋼橋の疲労
第1部 鋼橋の疲労に関する基礎知識 | |
section.1 |
疲労現象 |
section.2 |
鋼橋の疲労損傷事例 |
section.3 |
疲労損傷の要因 |
section.4 |
疲労設計法 |
section.5 |
疲労強度向上法 |
第2部 長大鋼橋で発見された「き裂」に対する発生原因調査事例 | |
section.1 | 3径間連続鋼トラス橋斜材のき裂 |
section.2 |
鋼中路アーチ橋補剛桁支承部のボルト破断とソールプレートまわりのき裂 |
視聴方法
1. 開催前日にメールにてWeb 視聴URLをご提供いたします。
2. 当日の開催時間に接続していただきます。
CPD発行
Web 技術講座は土木学会認定予定CPDプログラムです。
CPD認定単位 : 審査中
※ 2022年7月上旬にメールにて一括発行させていただきます。
※ 土木学会以外のCPDに単位を登録することを鑑み、プログラムが認められるかどうかは、各団体のルールに従ってください。