The 5th

2020 第5回 MIDAS 建設分野 ウェブ 技術セミナー

日程

2020年5月11日~2020年6月30日

テーマ

飽和度と剛性の管理に基づく 盛土締固めの合理化(最近の動向)
受講時間:113分

講師

東京大学・東京理科大学 名誉教授 龍岡 文夫 先生
飽和度と剛性の管理に基づく盛土締固めの合理化(最近の動向)

日程

2020年5月11日~2020年6月30日

概要

盛土が建設される限り、効率的で的確な締固め管理による適切な性能を持つ盛土の効率的な建設は重要な課題であり続ける。Proctor1) は先駆的に、①高い乾燥密度ρdでは土構造物は安定しフィルダムでは遮水性が向上することから、締固めでは最適含水比woptでの最大乾燥密度(ρd)maxの実現を目指すべきこと、②含水比w < woptの状態で締固めると土は強く硬くなるが、湿潤化で大きく軟化・弱化することから避けるべきこと、③現場の締固めエネルギーレベル(CEL)が高い方が高い(ρd)maxが得られること、を指摘した。この枠組みは今日まで踏襲されているが、以下のように依然として幾つかの基本的問題が未解決と言える。

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(1)現場の粒度等土質とCELは通常管理するが不可避的に変動するので、各地点でのwoptと(ρd)maxは室内試験による値に対してばらつき系統的にもずれて正確な値は不明な場合が多い。また、現場試料は室内試験に不適な大径粒子を含み、締固め状態と物性の礫率補正が必要な場合も多い(礫率補正の課題は、この小論では論じない)。

(2) 設計に関連して締固めを適切に管理するには、任意の締固め状態での強度・剛性や透水係数の推定が必要となる。設計で参照する強度・剛性の推定には、乾燥側で締固めるほど湿潤化・飽和化による軟化・弱化の考慮が必要となる。しかし、通常この全体像は明確ではない。

(3) 砂置換法等による現場の締固めた(ρd, w)状態の測定と対応する室内締固め試験は時間が掛かり、工事を遅延させ、また少数しか測定できず盛土の品質の一様性の把握が難しい。したがって、間接的でも迅速であるが信頼できる現場締固め状態の管理法が必要となる。

本講演では、上記問題(1)~(3)の解決を目指した提案をしている。すなわち、(1)飽和度Srによる締固め状態と締固め曲線の表現は土質とCELの変動に鈍感になり、Srの上下限値管理はこの変動に影響されにくく有効である。(2)締固め土の強度・剛性と透水係数はρdSrの関数であり、その関数に基づき所定の締固め状態での値を推定し管理できる。(3)現場地盤剛性の指標の上下限値管理が有効である。

アジェンダ

section.0 概要 (受講時間:8分00秒) 
section.1 乾燥密度(締固め度)と含水比の管理に基づく従来法での諸課題と飽和度管理を導入した解決策の概要(受講時間:25分30秒) 
section.2 最適飽和度と飽和度を用いて正規化した締固め曲線の客観性 (受講時間:19分00秒) 
section.3 乾燥密度と締固め時飽和度の関数としての締固めた土の物性 (受講時間:14分05秒) 
section.4 乾燥密度(締固め度)、含水比および飽和度の総合管理の提案 (受講時間:33分25秒) 
section.5 締固め土の剛性指標の上下限値管理 及び まとめ (受講時間:14分13秒) 

参加方法

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認定単位数 : 2.0単位
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